人間関係

類友の法則

気をつけてください。 同じような心的状態の人間は寄り集まってくるものです。

いつも不平・不満を口にしている人のところには、似たような人間が寄ってきます。

そして、いつも失敗ばかりしている人のところには、失敗者が集まってきます。

人からの忠告

人から忠告を受けたら、その人の中に天の声、天の意思があると思ってください。

そうすればその忠告は、たとえどんな内容のものであっても、あなたにとって有益なものとなるでしょう。

良薬は口に苦い

あなたを悩ましたり、悪口をいう人にも、平静な心で注意を向けてください。

きっとあなたにとって得るところがあるはずです。

良薬が口に苦いように、あなたに偉大なる存在が苦言を呈しているかもしれないからです。

人間関係で悩んでいる人

人間関係で悩んでいる人は、他人との折り合いの悪さで悩んでいるのではありません。

自分との折り合いの悪さで悩んでいるのです。 対人関係を考える前に自己分析が必要です。

人を呪わば穴二つ

あなたが他人に対して望んでいることを、あなたは自分に対しても望んでいるのだということを忘れてはなりません。

あなたがもし他人の失敗や不幸を望んでいるとしたら、あなた自身も失敗を招き、不幸になる可能性が大きいことを知るべきです。

なぜならあなた自身がそれを望んだからです。

他人を許す

他人を許すことは、心の平和にも、輝くような健康にも欠くべからざるものです。

もしあなたが完全な健康と幸福を欲するならば、かつてあなたの感情を傷つけた人をすべて許さなければなりません。

ひどい病気になって苦しんでいる人の多くは、他人を許せない人たちなのです。 他人が許せず、人間関係が失敗し、病気になって何かよいことがあるでしょうか?

信頼とは?

信頼とは信頼に値する材料があるからするというものではなく、まず先に信頼してしまうことなのです。

信頼されると人はそれにこたえようとするものです。

「これこれしかじかの理由によって彼は信用できる人物ではない」といった考え方は、検事が法廷に犯罪人を送り込むときに使う考え方と一緒です。

私たちの人間関係は裁判ではありません。 信頼は「まず、する」ことからはじめなくてはなりません。

相手の態度

人間関係は鏡のようなものです。 相手のあなたに対する態度は、あなたの相手に対する態度そのものと考えてください。

よく「わたしは友達運がない。不快な人とばかり出会う」といったいい方をする人がいますが、そういう人は、自分がいかに他人に不快感を与えているかに気づいていないのです。

怒りたいとき

怒ってトクすることはあまりありません。 それは他人に対してだけでなく、自分の潜在意識にとってもマイナスです。

怒りたくなったら、自分の心に中止命令を出してください。 腹が立ったら十数えてください、それでもおさまらないなら百数えてください。

相手のあなたに対する態度は、あなたの相手に対する態度そのものと考えてください。

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