アファメーションがうまくいかないとき～単語法

何週間も「私は…である」とアファメーションをおこなってきたのに、何も起こらないばかりか、事態はますます悪くなり、自分が肯定していることとは反対のことを体験する人も少なくありません。 なぜこんなことが起こるのでしょうか？

あなたが「私は…である」と宣言するとき、あなたの潜在意識は顕在意識から、否定と疑いの攻撃にさらされます。 このとき、あなたの潜在意識が成功や豊富の観念が支配している場合は問題ないのですが、失敗、欠乏、制限に対する信念のほうが支配的な場合はこの攻撃に耐えることができません。

その結果、いくら言葉で「私は…である」と言っても心の底では自分が自分に嘘をついていると感じてしまい、むしろ自分の欠乏状態を強調することになって、事態をさらに悪くしてしまうのです。

あなたの心の状態が前向きで、しかも、自分が繰り返し唱えていることに、完全な確信を持てるとき以外は、次に示す「単語法」をおすすめします。

たとえば、「富」「成功」「歓喜」という三つの単語に注目します。 ポジティブな言葉というものは、汲み尽くせぬ無限の力と英知に直接結びついており、驚くほど実利的なパワーを持っています。 そして、あなたの生命力に栄養を与えるだけでなく、あなたが人生で願望を成し遂げるための必要な力を与えてくれます。

「富」「成功」「歓喜」という三つの単語の意味を理解しながら、「富・成功・歓喜」と歌でも歌うように節をつけて口ずさみ、一日に何度も繰り返すことによって、富と成功と歓喜の意識に入ることができます。

そして潜在意識の法則は否応なしに働くのですから、あなたのほうも否応なしに富と成功と歓喜を実現せざるをえなくなるのです。

この単語法を用いた場合には、心の中には何の葛藤も生じません。 あなたはただ、富や成功、歓喜という言葉が意味するものが存在する、という事実に同意するだけだからです。

以下にパワーのある言葉のリストを示しておきます。