運・不運

昨今の占いブームも手伝って、世の中の多くの人が運命論というものを信じています。 運命論とは「運・不運というものは最初から決まっていて、人間にはどうにもならないものだ。」という考え方のことです。

しかし、マーフィー博士はこれを否定します。 「運の良い悪いは偶然ではなく、それはその人が心に望んだ結果である。 運・不運は、あなたの思考や行動と無縁ではなく、むしろ密接に結びついていて、すべてが、原因・結果の法則によるのである。」

幸運は誰にでもめぐってくるものです。 というより、幸運はいつもあなたの目の前にあるのです。 ただ、多くの人はそのことに気がつかないだけなのです。 それに気がつくためには、それなりの準備や用意が必要となります。

その準備や用意とは何かといえば、「つねに良い想像をすること」と「自分は運が強いと思うこと」なのです。 根拠はいっさい必要ありません。 ただそう思うだけでいいのです。

自分の未来についての明確な姿を思い描き、積極的に生きている人には、いつも素晴らしい幸運が舞い込んできます。 反対に、いつも自信なさげな人は、これでもかこれでもかというぐらい不運に見舞われます。

結局は、運・不運というものは、潜在意識の力をプラスに活用したか、マイナスに活用したかの違いだけなのです。 「人間はいかなるときでも、考えかたひとつで、自ら幸運を呼び寄せることができる。」ということを記憶してください。

このページの先頭へ